マチの暮らしサポート
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マチの暮らしサポートは佐川急便のSGホールディングスとローソンの共同事業会社「SGローソン」が行なう、一部の店舗で利用できる「御用聞きサービス」です。
「お買い物サポート」と「住まいのサポート」の2種類あり、利用のメインになるのがローソンや宅配サービス「ローソンフレッシュ」の取扱い商品を自宅まで配達する宅配サービスです。
2015年6月から東京都世田谷区のローソンでスタート。
対象店舗はまだまだ少ないですが、2016年6月頃までには首都圏エリアを中心に100店舗規模までの拡大を予定しており、より多くの人が利用できるようになります。
お買い物サポート
SGローソンのパーソナルアドバイザーが玄関先で注文を承ったり、利用者がコールセンターに電話したりすると、ローソン店内にある商品をピックアップして、自宅までお届けしてくれます。
対象エリアは、サービス展開店舗の半径約500m以内。
約500m以内は「東急(東京急行電鉄)の1駅と1駅の半分の距離」と考えると分かりやすいでしょうか。
●ローソン店頭商品(お弁当やウチカフェスイーツ、からあげクンなどのホットスナック含む)
●生鮮食品(野菜、肉、魚)・日用雑貨・医薬品
●ローソンの宅配サービス「ローソンフレッシュ」の取扱商品(成城石井や大地宅配、らでぃっしゅぼーや、ナチュラルローソン、10分手料理キット)など
前日21時までの注文であれば、翌日11時以降にお届け。
留守時で受け取れなかった場合は「再配達」または「店舗受取り」が利用できます。
当日宅配OKなネットスーパーや楽びん!よりも配達までに時間がかかりますが、700円以上で送料無料で届けてくれるのは安くて良いですね。
住まいのサポート
- ハウスクリーニング
- 家事代行
- 不要品の回収
- 水回りのトラブル
- カギの交換
- ペット関連の各種代行
など、生活のトラブルや困った事が起きた時に、問題解決のサポートを行なってくれます。
SGローソンのパーソナルアドバイザーやコールセンターに依頼をすると、ライフネットワークに取り次がれて、各トラブルに応じた提携の業者がサービスを実施します。
ライフネットワークのサイトを見ると、高齢者の生活支援や車のバッテリー上がりなどのトラブルに対処するロードワークサービスにも対応していますね。
いかがでしたか?
ローソン✕佐川急便の御用聞きサービス「マチの暮らしサポート」と、ネットスーパーや食材宅配サービスの違いをまとめてみました。
- 取扱はローソン店頭商品とローソンフレッシュ商品に限定
- 注文方法が専門スタッフまたは電話のみ
- 注文した商品は翌日のお届け
- 宅配エリアが対象ローソンを中心とした約500m圏内
- 不在時はコンビニ受取りも可能
- 生活支援サービスも受けられる
今までのネットスーパーや食材宅配サービスと比較すると、正直、物足りなさを感じてしまいます。
私たちの感覚ならば「半径500mのコンビニならば、全然買いに行けるから、利用する必要が無いな」と思ってしまいがち。ではどのような人々が利用しているのでしょうか?
マチの暮らしサポートの利用者は「今までコンビニを使ったことがないシニア層」が中心。
高齢者にとっては「自宅まで注文した商品を届けてくれる」「重い荷物を自力で運ばなくても良い」というのは得られるメリットが大きいですね。
年を取るごとに外出が大変になったり、重いものが持てなくなったりするので、近所にあるコンビニ(実店舗なのもポイント!)から届けてもらえるのは、安心感もあります。
注文は「パーソナルアドバイザーまたはコールセンターに頼む」方法なので、ネットスーパーやネット通販とは異なり、インターネットを使わずに、買い物ができる点も魅力的。
マチの暮らしサポートは、ネットをバリバリ使いこなせる私たち世代ではなく、祖父母や高齢の両親に利用をすすめたい御用聞きサービスになっています。
ローソンでは2015年7月から佐川急便の取引がある通販サイトから購入した商品を、ローソン店舗で24時間いつでも受け取れるサービスを実施しています。
これからもマチの暮らしサポートのような「コンビニを拠点とした宅配サービス」は増えていきそうですね。