暑い夏のキッチン…料理時間を1分でも時短する7通りの対策

活用術

暑い夏のキッチン対策

暑い夏。台所で料理をするのが辛い時期ですね。

「なるべく火を使わずに料理を作りたい」「暑いキッチンにいる時間を短くしたい」という時に使える7つのアイディアを紹介します。

電子レンジで下ごしらえ

電子レンジ

「火を使う」「お湯を沸かす」は、キッチンの室温を上げる大きな原因の一つ。

電子レンジで食材を加熱してから、炒めたり煮込んだりすれば、暑さ対策と時短の両方が可能です。

・お湯を沸かしたり、ゆでたりする時間を短縮できる。
・短時間で食材が柔らかくなるので、調理時間が短くなる。
・火の取扱いの心配がなく、加熱中に別の作業が行なえる。
・コンロが一つ空くので、他の料理が作れる。

「ゆでた方が美味しくなる」という食材は、電気ケトルでお湯を沸かして、鍋に食材とお湯を一緒に入れれば、鍋でお湯を沸かす時間と発生する熱を限りなく減らせます。

下ごしらえだけではなく、電子レンジだけで料理を作るレシピもたくさんあるので、色々と試してみると良さそうですね。

野菜

野菜に多く含まれているビタミンの中には、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」もあります。電子レンジを使うことで、時短だけではなく、ビタミンBやCなどの栄養価を減らさずに済みます。

水洗い後、軽く水気を切ります。
野菜の量や大きさ、使う用途に応じて「ラップで包む」「耐熱皿やシリコンスチーマーに入れる」などした後、電子レンジで加熱します。

アク抜きや色止めが必要な野菜は、加熱後に流水で軽くさらしておきます。

【野菜の加熱時間の目安(200gあたり)】
ほうれん草・小松菜:2~3分
ブロッコリー:2~3分
アスパラガス:1分30秒~2分
もやし:2分~2分30秒
キャベツ・白菜:2分~2分30秒
じゃがいも:4~5分
にんじん:3分30秒~4分
かぼちゃ:2分30秒~3分
ごぼう・レンコン:3分30秒~4分

油揚げ

水でぬらしたペーパータオルで油揚げを包み、耐熱皿に置いて加熱します。
加熱時間の目安は、1枚(30g)あたり20~30秒。

同様の方法で、厚揚げやさつま揚げの油抜きもできます。

こんにゃく

水洗い後、食べやすい大きさに切ったこんにゃくを、ペーパータオルに包んで加熱。
加熱時間の目安は、1枚(250g)あたり2分30秒~3分。

圧力鍋&保温鍋で加熱を短縮

圧力鍋

カレーやシチュー、煮物などの煮込み料理は、煮込み時間が長くなりがちで、加熱による熱で暑い台所を更に暑くしてしまいます。

加熱時間の短縮には電子レンジ以外にも「圧力鍋や保温鍋を使う」という方法もあります。

火加減や煮詰め過ぎを心配する必要がなく、加熱時間を大幅に短縮できる為、火の近くにいる時間を短くできます。

他にも「食材が生煮え、半生にならずに柔らかく仕上がる」「吹きこぼれによるレンジ周りの汚れが減る」というメリットもあります。

普通の鍋よりも大きく重いので、置き場所さえ確保できれば、1家に1台あって損は無いと思います。

多めに作って作り置き

常備菜を作る

毎日の料理時間を短くするには「1度で2食分以上の料理を作ること」。

冷凍可能な食材を使った料理であれば、小分けにして冷凍保存しておけば「今日、一品足りない」という時に便利に活用できます。

常備菜を複数用意しておけば、そのまま加熱して食べたり、別の料理にアレンジしたりと、

煮物などは日が経った方が味が染みて美味しくなるので、ちょっと多めに作っておくと、良いですね。

【常備菜の例】
●牛肉のしぐれ煮
●鶏そぼろ
●肉みそ
●ごぼうとにんじんのきんぴら
●野菜のピクルス・マリネ
●カブの甘酢漬け
●こんにゃくの煮物
●かぼちゃの煮物
●高野豆腐の煮物
●ひじき煮
●たけのこの土佐煮
●五目豆
●コールスローサラダ
●キュウリの酢の物

レシピ付き料理キットを使う

料理キット

カット&下ごしらえ済みの食材とレシピ付きで「食事のメインになる主菜と副菜が10~20分で作れる」と、一人暮らしやファミリー家庭で人気なのが料理キットです。

メニューは和洋中など種類豊富で、1品あたり2~3人分の料理が作れます。

レシピ付きで作り方に迷うことなく料理が作れる為、料理初心者でもパパっと短時間で美味しいメインディッシュが完成します。

炒めたり、煮込んだり、味付けをしたりは自分でやる必要があるので「料理を作っていない」という罪悪感も減らせます。

料理キットはスーパーや食材宅配、生協の宅配、夕食食材宅配などで取り扱っています。

詳しく料理キットについて知りたい人は「人気急上昇!食材宅配、ネットスーパー8社の料理キットを比較してみた」を参照して下さい。

食材はまとめて切る&下ゆでをする

野菜をカット

何かと時間がかかる「食材を切る」。

夏の暑いキッチンで食材を切っているだけで汗がダラッダラに出てきて、料理を作っているのが段々嫌になってくるのは、1度や2度では無いと思います。

食材を切る時間を短くするには、今日食べる料理に使う分だけではなく、次回使う分も切っておくこと

明日以降の献立に合わせて「くし切り」「みじん切り」「輪切り」など、使い勝手が良い大きさに切っておけば、後は次回炒めたり煮込んだりするだけでOKです。

またブロッコリーや根野菜、こんにゃくなど、料理に使う際に下ごしらえが必要な食材は、切るだけではなく下ゆでしておけば、次回の台所の滞在時間をぐっと減らせます。

切ったり、下ごしらえをしたりした食材は、保存袋やタッパーウェアなどに入れて保存します。

切った野菜は丸ごとよりも鮮度が落ちやすいので、冷蔵保存だと2~3日以内に使い切った方が安心です。

カット野菜を活用する

カット野菜

「食材を切る時点で嫌!」という時は、スーパーやコンビニで売られているカット野菜を活用してみましょう。

あらかじめ食べやすい大きさにカットされている為、袋から開けて、水で洗うだけで、すぐに鍋やフライパンに入れられます。

市販のカット野菜は、キャベツやレタスなどサラダに使える野菜だけではありません。

●野菜炒め用(もやし、キャベツ、にんじん)
●カレー、シチュー用(じゃがいも、にんじん)
●筑前煮用(にんじん、たけのこ、こんにゃく)
●鍋用(白菜、ネギ、きのこ類)

……というように、料理ごとに必要な複数の野菜がカット&下ごしらえされてパッケージされた商品も色々と発売されています。

例えば「下ゆで野菜 筑前煮の具」を使えば、後は鍋に材料を入れて味付けをして煮込めば約10分で筑前煮が作れます。食材を切ったり、加熱して柔らかくしたりする時間を考えれば、かなりの時間短縮になります。

カット野菜の場合、料理キットのように付属の調味料はなく、味付けを自分でする必要がありますが、その分「家庭の味」で料理が作れるので、既製品を使った感が減らせます。

1袋あたり2~3人分(食分)の量で、値段は100~300円。
丸ごと野菜を買うよりは値段は割高ですが「暑いキッチンで汗だくになりながら野菜を切らなくても良い」と思えば、そう高い買い物ではないはずです。

「野菜炒めは食べたいけど、残りの野菜を使い切れる自信が無い……」など、普段はあまり料理をしない人にとっても使いやすいです。

カット野菜は生野菜で3~4日、下ゆで系で1週間~半年持ちます。
何種類か買ってストックしておけば「切る」「煮込む」の時間がかなり短縮できますね。

出来合いのおかずを使う

お惣菜

「暑くて料理を一切何もしたくない」と思っても、毎日の食事は欠かせないもの。

たまには出来合いのお惣菜で済ませることがあっても良いのでは無いでしょうか。

全てを出来合いのお惣菜に頼るのではなく「煮込んだり、炒めたりで長時間火を使う必要がある料理はお惣菜を買う」「切ったり、盛り付けたりするだけで完成する料理は作る」……というバランスにすれば、手抜き感も減らせます。

いかがでしたか?

夏のキッチンが暑いのには「場所の構造上(窓がないなど)、こもった熱が逃げにくい」「大型家電の排熱がある」などの理由もあります。

あまりにも暑いと、熱中症や脱水症になる可能性もあるので、エアコンや扇風機、サーキュレーターで風を通すなどして、なるべく涼しい環境を保つことが大切です。