一度食べて二度美味しい!最強のリポベジ、豆苗の育て方(再生栽培方法)

スーパー節約術

豆苗

エンドウ豆の若い苗「豆苗」は、茎を食べ終わった後、根を水に浸しておくと、茎がぐんぐん伸びて7〜10日ほどで再収穫ができます。

「一度食べてしまえば終わり」の葉物野菜と違って、何回も収穫できるので食費の節約になります。

豆苗は植物工場で栽培される「工場野菜」の一つ。
値段が1パック100円以下と安定しているので、特に気候などの影響で野菜が高騰して「野菜が高くて買えない……」という時にも重宝します。

栽培に必要なのは「深めの容器と水、置き場所」だけ。
カット時の長さと水の入れ替えさえ気を付ければ誰でも簡単に再生栽培ができます。

1回だけ食べてしまうのはもったいない豆苗を、ミニキッチンガーデン気分で、育ててみてはいかがでしょうか?

豆苗の育て方(再生栽培方法)

用意するもの

【用意するもの】
豆苗:1パック
深めの容器:一つ
水:適量

栽培に必要な容器は、豆苗の根本が水に浸かる程度の深さがあるものを選びます。

私は良く食品トレイや果物が入っていた透明パックを利用しています。

透明な瓶やマグカップ、ホウロウ容器に入れて、観葉植物っぽく育てている人も多いですね。

栽培を続けていくと、容器が汚れやすくなり「洗うの面倒だな」と思ってしまうので、私は捨てられる容器を選ぶことが多いです。

食べる前は冷蔵庫で保存

「買った当日にすぐ豆苗を食べる」という場合以外は、冷蔵室または野菜室に立て置きで保存します。

横置きにすると、苗が曲がって成長したり、葉が傷みやすくなったりするので、スーパーで購入したのと同じく「まっすぐ立て置き」がベストです。

ちなみに一度だけ「豆苗を買った時のまま水耕栽培」をしたことがあるのですが、食べるまでに成長させ過ぎて、いつもは2回収穫できるのに1回しかできず、茎が固くなったりしたので、あまりおすすめしません。

豆の上6cmでカット

豆の上6cmでカット

再生栽培をする時、豆苗の豆の上、数cmを残すように、包丁やキッチンハサミでカットします。

根本ギリギリ(0cm)でカットしてしまうと、全く育たず、途中で根本から腐ってしまいます。

根本から数cm上にある新しい芽(脇芽)の下から二つ目を残すようにカットすることが大切です。

目安は6cm。6cm以上の長さを残しても、成長速度に大差はありません。

残す茎の長さが短ければ短いほど、育ちは悪くなるので「水を変える頻度を上げる」「明るい場所で育てる」などの工夫が必要です。

毎日〜4日に1回水を変える

水耕栽培

豆苗は再生栽培を始めてから7~10日で、1回目の収穫ができます。

再生栽培で使う水の量は「根が水に浸かる程度」。
豆苗1パック、カップ焼きそばの容器で計量カップ1杯分(200ml)が目安です。

水の量が少ないと、水がすぐに無くなり、枯れやすくなります。
一方で水の量が多過ぎると、藻(水槽に生えるような緑色のコケ)が発生しやすく、根腐れの原因になります。

容器の深さによって、必要な水の量が変わってくるので、自分の豆苗に合った水の量を見つけて下さい。

水換えの頻度は毎日〜4日に1回。推奨は1日1回~2回です。
収穫までに最低1回は水替えすることで、水の腐りを防止します。

置き場所で成長速度と見た目に差が

豆苗は暗い場所、明るい場所に関係なく成長します。

ただし置き場所によって、豆苗の成長具合に差が出ます。

【暗い場所】

暗所で栽培

葉:少なく、小さい。黄緑に近い。
見た目:まっすぐ育つ。ひょろっとした印象。
成長速度:早く収穫できる。

【明るい場所】
葉:多く、大きい。緑が濃い。
見た目:葉が大きい分、茎が曲がりやすい。わさわさしている。
成長速度:遅め。


「早く収穫したい」場合は暗所。「色が濃い目で、茎だけではなく葉も味わいたい」場合は明所で育てると良いです。

良くある質問

豆苗の育て方に関して、疑問に思うことをまとめてみました。

何回収穫できるの?

基本的に1〜3回ですが、2回が目安です。

3回目になると、豆苗の豆部分に蓄えていた栄養が無くなったり、成長する為に必要な脇芽が少なくなったりする為、成長速度がガクッと落ちます。

また豆が腐ったり、カビや藻が生えたりしやすくなり、衛生面で「ちょっとなー」と思ってしまうので、再生栽培で2回収穫したら、新しい苗で始めるのがおすすめです。

水栽培より、土で育てた方が良いの?

豆苗は根本の豆の栄養を使って成長するので、水栽培で充分に育ちます。

水に栄養剤を混ぜて育てる方法もありますが、水と比較してちょっと成長が早くなりますが、水腐れの原因になるので、普通に水道水で育てた方がコスパも良いです。

最近、よく見かける水耕栽培の野菜(レタスや各種スプラウトなど)を例にしても、水と水溶性の養分と光だけで美味しく育っています。

豆苗を土栽培で育てるのは「エンドウ豆まで育てたい」という場合だけ。
エンドウ豆の若い苗=豆苗なので、土と肥料で育てれば、普通にエンドウ豆の苗として活用できます。」

豆苗の土栽培は、どちらかと言うと、家庭菜園や夏休みの自由研究向きの話ですね。

栽培に適切な温度は?

室内ならば1年365日、栽培が可能

明るい場所、暗い場所問わず成長してくれるので、温度や置き場所はほとんど気にしなくて良いです。

私は日光がほとんど当たらない台所の冷蔵庫の上で育てていますが、普通に大きく育ちます。

ただし室温が低くなると、成長も遅くなりがち。
秋や冬の時期は、日当たりが良く、室温が高い場所での栽培をおすすめします。

カビが生えてきたんだけど……

豆苗にカビ

1回目以降の収穫に向けて育てていると、白い綿のような「カビ」が生えることが多くなります。

カビは枯れたり傷んだりした豆や根、皮に生えます。
その為、成長途中の豆苗の茎や葉の部分にカビが生えることは、ほとんどありません。

「傷みが出た部分は取り除く」「水換えの際に、根本を軽く洗うようにする」ことで、カビの発生は抑えられます。

「カビが生える=豆苗が育ちにくい環境になっている」とも言えるので、収穫後は残った根本は処分した方が衛生的です。

夏の栽培で気をつけることは?

夏場は水温が上がりやすいので、どうしても「水腐り」や「カビ」が発生しやすくなります。

水を替える頻度を1日2回の朝晩に増やしたり、涼しく風通しが良い場所に置いたりすると良いです。

今日からリポベジ生活を始めよう

食費の節約だけではなく、毎日の成長を楽しめるのも、再生栽培の良いところ。

自分で育てて収穫する喜びを、手のひらサイズで味わえます。

リポベジには人参や大根(葉っぱの部分です)、三つ葉、かいわれ大根、空芯菜など、色々とあります。

豆苗が上手く育てられるようになったら、是非とも他の野菜にも挑戦してみて下さい。