1日23便体制！セブン&アイがネットスーパー専用店舗（西日暮里店）を8日に開始

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ネットスーパー専用店舗（西日暮里店）

【2015年3月6日】

セブン&アイホールディングスは、「ネットスーパー専用店舗」の運用を3月8日（日）から開始します。注文は7日（土）17時より受付、8日に商品のお届けをスタート予定。

「ネットスーパー西日暮里店（東京都荒川区）」は、同社としては初となるネット専用店舗です（路面販売店あり）。

取り扱いがあるのは、生鮮食品、一般食品、衣料品、医薬品、化粧品、住居関連品など約1万アイテム。

1日の出荷件数は既存店舗の約5倍、最大2,000件まで対応可能。
配達時間帯が「10時~23時30分」、1日23便と、既存のネットスーパーと比較しても、非常に使い勝手が良いです。

「夕方になると注文締め切り前に配達が締め切られてしまい、なかなか利用できない」「配達時間帯に在宅が難しい」という不満も解消できます。

ネットスーパー西日暮里店の特徴

配達エリアは東京の荒川区、北区、新宿区、台東区、千代田区、板橋区、文京区、豊島区の一部地域。店舗の周辺半径7~9km圏内で、既存の店舗よりも少し広域になっています。

今までイトーヨーカドーが利用できなかった西日暮里エリアに対応。
近くの店舗（三ノ輪店、曳舟店、上板橋店、赤羽店）の受注の補完も行ないます。

イトーヨーカドーネットスーパーサイトの説明には「約30,000点」とありますが、西日暮里店では約10,000点の商品を取り扱っています。

西武池袋本店のデパ地下グルメや、一人暮らしや高齢者、子育て世帯が利用しやすい少量パックの商品、まとめ買いや買い置き対応の大増量セットなど、既存店舗とはまた少し異なるラインナップになっています。

西日暮里店では既存店舗と同じく店内見学ができるので「自分の欲しい商品があるかどうか？」で利用を考えてみると良いです。

注文した商品はネットスーパー西日暮里店から自社配送で届きます。

商品のお届け時間帯は「10時~23時30分」の1日23便体制。

イトーヨーカドーネットスーパーの「10時~22時、1日10~11便」と比較しても、倍以上多いことが分かります。

その理由はネットスーパー西日暮里店に「○時30分~●時30分」という30分からの配達便があること。

例えば「帰宅するのが確実に18時過ぎるので、18時からのお届け時間帯は使いにくい……」という場合、18時30分からの配達便を選べば、問題なく商品を受け取れます。

【前日20時までに注文】
・10時~12時
・11時~13時
・11時30分~13時30分

【前日0時30分までに注文】
・12時~14時
・12時30分~14時30分
・13時~15時

【8時までに注文】
・13時30分~15時30分
・14時~16時
・14時30分~16時30分

【10時までに注文】
・15時~17時
・15時30分~17時30分
・16時~18時
・16時30分~18時30分

【12時までに注文】
・17時~19時
・17時30分~19時30分
・18時~20時
・18時30分~20時30分
・19時~21時

【14時までに注文】
・19時30分~21時30分
・20時~22時
・20時30分~22時30分

【16時までに注文】
・21時~23時
・21時30分~23時30分

1回300円＋税。
5,000円以上で送料無料。

送料に関しては「ネット専門店だから安い」という訳ではなく、既存店舗と変わりません。

従来のネットスーパーはネットで注文を受けた後、担当店舗の従業員が伝票を確認しながら商品を選んで配達していました。

ネットスーパー西日暮里店では、専用ハンディーターミナルや全長約600mのコンベアなど業界初の取り組みを導入して、多種多様な注文に素早く対応できるようになっています。

セブン&アイホールディングスでは今後、ネットスーパー専用店舗を増やすことが検討されています。

以前サミットネットスーパーでも似たような、配送センターを利用したネットスーパーを運営していましたが「配送コストを補うだけの注文数を確保できなかったこと」を理由にサービスを終了しています。
（参照：【悲報】サミットネットスーパーが10月31日で終了。大幅な赤字が原因）

イトーヨーカドーは流通＆ネットスーパーの最大手。
2014年度売上高は約500億円（見込み）、総会員数は200万人。

「専用店舗の売上で年間50億円」「2年後に1,000億円の売上を目指す」としているので、簡単にサービスを終了する心配はなさそうです。

以前からイトーヨーカドーネットスーパーでは、全店舗を対象に子育て世代向けに、登録日から4年間いつでも1回100円（税込み）の送料で利用できたり、注文した商品をセブン-イレブンで受け取れる新サービスを開始したりと、より便利で快適な買い物サービスを提供していました。

今まで「使いにくい」と思っていた人たちも、次々と利用を始めるようなネットスーパー社会がやってくるかもしれませんね。