注文当日に店舗と同じ商品が届く「ネットスーパー」の意味とは?
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ネットスーパーとは「生鮮食品や加工品、日用品などをネットから注文できて、当日か翌日には商品を受け取れるサービス」のこと。
インターネットで商品を注文できるので、スーパーに行かなくて済むのが一番のメリットです。
ネットスーパーの種類
ネットスーパーには「店舗型」と「センター型」、「無店舗型」の3種類があります。
【店舗型」
店舗型は各スーパーの支店でネットで注文を受けた商品を、近くのエリアに配送するのが特徴で、イトーヨーカドー、イオン、ダイエーなどの大型スーパーに多いタイプです。
【センター型】
センター型は対応エリアごとに専門の生鮮加工センターと配送センターを設けて、商品を配達します。
店舗型と比べて商品の欠品が少ないことがメリットです。
【無店舗型】
楽天のネットスーパー「楽天マート」は、従来型とは異なり実際の店舗がありません。
楽天マートの商品だけではなく、楽天市場で販売されているお取り寄せグルメも購入できるようになっています。
利用者は急上昇中
日本でのネットスーパーは、2000年頃に始められました。
しかしながら、当時はあまり普及しませんでした。
家庭のネット環境が今ほどに整備されておらず、実店舗をもたない宅配専門業者がネットスーパーを展開するケースが多ったので、初期費用がかさんだことが原因です。
その後ネットの環境が良くなり、イオンなど実店舗のある大型スーパーがネットスーパーに参入を始めた2008年頃から、急激に需要が伸び始めました。
また2008年にピークを迎えた第三次石油危機の影響で、ガソリンが高騰。車を使わなくても買い物ができる方法として、ネットスーパーが選ばれるようになったことも理由の一つです。
「ネットを使えば家にいても商品が手に入る」ことは、今では当たり前になりました。
そして以前なら実際にスーパーや商店街に行って買う必要があった野菜や肉、魚などのナマモノも、すぐに手に入る時代になったのです。
