多くの人がネットスーパーを利用しない理由は?不満を解消するアドバイス6つ

基礎知識

ネットスーパーを利用しない理由

ネットで注文した商品を自宅まで届けてくれるネットスーパー。

何かと便利なサービスなので、さぞや多くの利用者がいるのだろうと思っていたのですが、実は既婚女性の約7割近くの人が「一度も利用したことがない」という驚きの調査結果があります。

使ったことがある人でも、利用頻度は「不定期」「月1回」と非常に少ないです。

では、なぜ多くの人がネットスーパーを利用しないのでしょうか?
その理由から「どうすれば、便利で快適に利用できるようになるのか」をまとめてみました。

ネットスーパーを利用しない理由ランキング

  • 1位:送料がかかる・高い
  • 2位:自分の目で商品が選べない
  • 3位:配送時間に在宅が難しい
  • 4位:支払い方法が面倒
  • 5位:ネット注文できない商品がある
  • 6位:配送エリアの対象外

1位:送料がかかる・高い

1回あたりの送料は300円+税または500円+税が相場。

ネット通販と同様に「合計金額が3,000円以上または5,000円以上で送料無料」の割引サービスを実施している所が大半です。

ただし「スーパーでの食材の買い物は週に2~3回。1回の購入金額が1,000~3,000円未満」という家庭が多いことを考えると、上限金額まで注文するのは結構難しい所があります。

移動可能圏内にスーパーにあれば、例えネットスーパー対応店舗であっても「送料を払わなくて良いから買いに行く」という行動を選ぶ人は少なくありません。

ただし「近くにスーパーが無く、遠出する手段がない」高齢者世帯、「赤ちゃんや小さな子どもがいる」子育て世帯、「風邪を引いて動けない」一人暮らしの人などにとって当日配送してくれるネットスーパーは便利な存在です。

また一部では月額料金を支払うことで、何回頼んでも1ヶ月の送料が無料になる「使い放題サービス」を実施している所もあります。

月2~3回以上の利用で元は取れるので「送料無料の上限まで買い物が難しい」「定期的に利用したいけど、送料がネック」という人でも、利用しやすいのではないでしょうか。

また注文した商品を、店頭で受け取れる「店頭(サービスカウンター)受取り」では、自分がスーパーまで出向くので、送料無料です。

現在は実験段階ですが、ネットスーパー対応店舗内に、専用の受取ロッカーを設置。注文した商品をロッカーで受け取れる「ロッカー受け取り(送料無料)」を実施している所もあります。

2位:自分の目で商品が選べない

見て買えない!

自分の目で確かめて商品が購入できないので、商品の品質に不安を感じる人は少なくありません。

実際に利用する前は「傷んだ生鮮食品が届かないだろうか……」と不安に思っていたのですが、頼んでみると鮮度や品質に全く問題がない状態で届きました。

ネットの口コミを見ると「明らかに鮮度の落ちた野菜が入っていた」「次の日が消費期限の食品が届いた」という話もいくつか見られますが、それはごく一部のこと。

実際に利用者が見て触れて買えない分、クレームや苦情防止に鮮度の良い食材や消費・賞味期限の長い商品を入れてくれる傾向にあるので、過剰に不安がる心配はありません。

また「(食材名)は、なるべく小さなものを入れて欲しい」「アジは三枚おろしにして欲しい」などの要望にはできる限り対応してくれます。

3位:配送時間に在宅が難しい

時間帯

配送時間は10時~22時、配達時間帯は2~3時間単位……が、一応の相場。

ただしネットスーパーや担当店舗、住んでいる地域によって大きく異なるので「午前便がない」「仕事が終わるのが18時なのに、18時以降の配送便がない」という場合も少なくありません。

また配達時間帯が2~3時間と長いので「自分が帰宅するまでに宅配が来ても受け取れない可能性がある」「商品が届くまで、在宅する必要があるのは面倒」という理由で利用がしにくい人も。

商品が受け取れなかった場合、再配達を頼んだり、注文がキャンセルされたりするので(しかも再配達料がかかったり、商品代金が請求されたりする可能性も)確実に在宅できる状況がないと利用しにくいのがデメリットでした。

配送時間に在宅が難しい問題を解決する方法としては、自宅受け取り希望の人は留置サービス。「スーパーまで出向いても良い」という人は店頭(サービスカウンター)受け取りロッカー受け取りを利用すること。

留置サービスとは、留守時は注文した商品と保冷剤を、専用の保冷ボックスに入れて、指定の場所に置いてくれるサービスのこと。

生協の宅配や食材宅配サービスでは一般的ですが、ネットスーパーは「商品の品質を保てない恐れがある」と、留置サービスの実施に消極的でした。

ただし最近は利用者の利便性向上を目指して、配送時間や時間帯が短い地方のネットスーパーを中心に取り組みが進んでいます。

配達時間からの約2~3時間であれば、品質が劣化する心配も少なく、イタズラ防止にセキュリティシールやベルトを付けてくれるので、安心して利用できます。

店頭受取りやロッカー受け取りは「自宅まで届けてくれる」という利便性はありませんが「店内で商品を探したり、レジに並ぶ時間がない」「子どもが小さいので、長時間スーパーに居られない」という時に活用できます。

自分でスーパーまで行く分、送料無料なので送料の高さが気になる人でも利用しやすいと思います。

4位:支払い方法が面倒

支払い方法が面倒

支払い方法には「クレジットカード払い、電子マネー払い、ポイント払い、代引き引換え(現金、商品券、電子マネー)、口座引き落とし」などがあります。

多くのネットスーパーでは、ネット通販と同様に「クレジットカード払い」をメインに考えている為、代引き引換えを利用する際に手数料がかかったり、他の支払い方法に対応していないことが多々あります。

正直、ネットスーパーの利用を考えている人は、クレカの1枚は持っていて損はありません。

ネットスーパーをお得に利用できるクレジットカードの一例を挙げてみます。

  • SEIYUドットコム……ウォルマートセゾンで毎日3%OFF
  • イトーヨーカドー……セブンカードで8のつく日は5%OFF
  • イオン……イオンカードでポイントが倍貯まる
  • ダイエー……UCSカードで毎月第2、4金曜日は5%OFF
  • 楽天マート……楽天カードでポイントが倍以上貯まる

「年会費がかかるのでは?」と思いがちですが、年会費無料や「年間●万円以上の利用で来年の年会費無料!」というクレジットカードも多いです。

また利用方法を「商品代金の支払い」だけに限定していれば無駄遣いする心配もなく、利用明細が残るので家計簿を付ける時も役立ちます。

詳しくはネットスーパーでお得に使えるクレジットカードを参照してください。

5位:ネット注文できない商品がある

取扱い品目が少ない

ネットスーパーで取扱いのある商品は、生鮮食品や日配品、日用品など多岐に渡りますが、やはり実店舗と比較すると品数は少なめです。

  • チラシ掲載の一部商品
  • プライベートブランド以外の商品
  • 値引きシールが付いた食品

……などは、ネット注文できない商品の典型例です。

注文時の要望欄に「(商品名)も買えるようにして欲しい」と書くと、対応してくれる可能性もあります。

どうしてもネットスーパーで取り扱って欲しい商品があれば、ただ入荷を待つのではなく要望を出してみるのも一つの手です。

6位:配送エリアの対象外

ネットスーパーが利用できるのは、担当店舗の近隣エリアに限定されています。
その為「利用したいのに、利用できない」というジレンマを抱えている人も少なくありません。

ただし各ネットスーパーの対応店舗や配達エリアは拡大傾向にあり「いつの間にか自分が住んでいる地域でも利用できるようになっていた」という場合も。

またイオンなど宅配エリアが広範囲な所では「店舗から数十キロ以上離れているのに、このエリアでも利用できるの!?」と驚くことが多々あります。

自分の居住地域に対応しているかどうかは、各サイトで郵便番号を入力すればすぐに分かるので、利用できる可能性がありそうな所は、片っ端から調べてみると良いです。

いかがでしたか?

ネットスーパーを利用しない理由を大きく分けると「配達の不便さ」と「欲しい商品が(見て)買えない」の2つがあることが分かりました。

配達の不便さに関しては、様々なライフスタイルでも利用できるように各ネットスーパーが力を入れて取り組んでいるので、今後の改善待ちですかね。

欲しい商品が(見て)買えないは、ネットスーパー特有のデメリットですが、実際は「あ、思った以上に新鮮な食材が届くんだな」と驚くと思うので、一度利用してみると良いと思います。