手渡し以外も!?ネットスーパーで注文した商品の5通りの受け取り方
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ネットで注文した商品を、最短当日に自宅まで届けてくれる便利なネットスーパーでも、
「配達時間内に家に帰れない可能性が高いので、使いにくい」
「自宅に誰も居ないことが多い為、受け取りにくい」
「一人暮らしなので、配達スタッフとなるべく会いたくない」
など、受け取りに不満や不安を覚える人が少なくありません。
ネットスーパーの取り扱い商品には生鮮食品が多く、不在だと商品の鮮度維持の為に持って帰られてしまいます。
再配達ができなければ注文がキャンセルされたり、受け取っていなくても商品代金を請求されたりする場合もあります。
詳しくは:注文後のキャンセルはできる?ネットスーパー5社の注文変更方法
その為、受け取りには確実な在宅が必要だったり、再配達を頼んだりと、何かと面倒なことが多いです。
最近、利用者の多様なライフスタイルに合わせて、各ネットスーパーが「手渡し以外」の様々な受け取り方を実施しています。
「自分の所では使いにくそう……」と思っている人でも、実は上手に活用できるかもしれない、ネットスーパーで注文した商品の受け取り方を紹介します。
注文した商品の受け取り方法
- 手渡し
- 不在時宅配(留置き)
- 店頭(サービスカウンター)受取り
- ロッカー受け取り
- コンビニ受け取り
手渡し
宅配便を受け取るのと流れは同じ。
1.配達スタッフが玄関先に来る
2.商品を受け取り、中身を確認する
3.商品代金を渡す(代引き引き換えの場合)
4.受け取りのサインをするか、ハンコを押す
配送時間帯に配達スタッフさんが商品と配達伝票を持ってくるので、お届け伝票にハンコやサインをして商品を受け取ります。
ネット決済をしていない場合は、現金や商品券、電子マネーなどで代引き引換えを行ないます。
事前にお金とハンコまたはボールペンを用意しておくと、受け取りがスムーズです。
ネットスーパーによっては、リサイクル品や前回使用したエコバッグやバスケット、不在時宅配用アイテムなども合わせて回収してくれます。
商品のお届け担当がヤマト宅急便など専門の配送業者の場合だと「商品は手渡しのみ」という場合が非常に多いです。アパートやマンションに備え付けられている宅配ボックスも不可。
留守で商品を受け取れなかった場合は、商品は持ち買えられて、郵便受けに不在連絡票を入れられます。
再配達を希望する場合は、不在連絡票に書かれた電話番号に連絡して、当日または翌日に配送してもらいます。
何らかの事情で再配達ができないと、キャンセル扱いになり、商品が受け取れません。
再配達やキャンセルになると、別途料金を請求される場合が多いので、確実に受け取れる日時指定が必要です。
注文締め切り時間前であれば、配達便の変更も行なえるので「その時間帯に受け取れるか分からない」という時に利用してみてください。
不在時宅配(留置き)
配送時に留守の場合、玄関先や車庫の前など指定場所に商品を留置きしてくれるサービスです。
留置きサービスは生協の宅配や夕食食材宅配のイメージが強いですが、一部のネットスーパーでも利用できます。
大手以外に配達時間帯が1日2~3便と少ない、地元密着型のネットスーパーが取り入れている場合も多いです。
生協の宅配は地域ごとに配達日時が決まっていますが、ネットスーパーは自分の都合の良い日時で配送を頼める為、より使いやすくなっています。
商品は鮮度維持&いたずら防止の為に、保冷箱に蓄冷剤やドライアイスを入れたり、セキュリティベルトを付けたりした状態で置いてくれるので、安心して利用できます。
温度管理はしっかり気を使っていますが「常温の場所に放置する」という環境上、冷凍食品やアイスクリームなど溶けやすいものや、留置きボックスに入らないような大きな商品は対象外になる場合もあります。
全てのネットスーパーで不在時宅配の利用はできませんが、最近徐々に取り扱う所が増え始めています。
利用には1回100円+税など別料金がかかったり、月額制使い放題サービスの加入が必要だったりと条件はそれぞれ異なります。
【不在時宅配サービス対応】
- イオン
- 楽天マート
- カスミ
- しあわせお届け便ハピーネット
- フジのネットスーパー「おまかせくん」
- ヤオコー
- ト一屋 ネット宅配便
- スーパーサンシ宅配
- コープこうべ
- かわねや
- サンエー
関連記事:不在時も安心なネットスーパーの留め置きサービスを活用する
店頭(サービスカウンター)受取り
ネットスーパーで注文した商品を、店頭で受け取れるネットスーパーもあります。
注文の際、備考欄などに「店頭受取り希望」と記載。後は指定した時間帯にサービスカウンターへ行き、注文内容確定メールを見せれば商品を渡してくれます。
自分でスーパーまで出向くので配送料は無料。
「今日は店内で商品を探したり、レジ精算を待ったりする時間が無い」「子どもが小さいのでスーパーに長く居られない」という時に便利に使えます。
支払い方法は「クレジットカードのネット決済だけ」や「サービスカウンターで現金または商品券払い」など、ネットスーパーによって異なるので利用の際は注意して下さい。
全国各地の店舗で利用可能ではなく、一部地域に限定されています。
【店頭受け取りサービス実施】
- イトーヨーカドー
- イオン
- ダイエー
- Aコープ紀南ネットスーパー
- 青森県民生協ネットスーパー
- コープこうべネットスーパー
ロッカー受取り
ネットスーパー担当店舗内にネットスーパー専用の受取ロッカーを設置。
注文完了メールに記載されたパスワードを入力することで、注文した商品を受け取れます。
ロッカー内には保冷剤が入っているので、生鮮食品を注文しても鮮度や痛みを心配しなくて良いです。ただしロッカーや商品の性質上、冷凍食品やアイスクリーム、医薬品などの注文はできません。
受け取り時間帯は4~5時間と長く、帰宅時間が不規則な人でもネットスーパーを利用しやすくなっています。「スーパーへ行くのは良いけど、商品を選んだり、レジ精算をしたりする時間は減らしたい」という人には使い勝手が良いサービスです。
ロッカー受取サービスは、実験的に導入されている場合がほとんどで、一部地域の大型店舗で利用できます。
【SEIYUドットコム「うけとロッカー」】
西友元町店(長野県松本市)で実施。
【ライフ「受取ボックス便」】
神田和泉町店(東京都千代田区)、落合南長崎店(東京都豊島区)の2店舗で実施。
SEIYUドットコムが受取りロッカーサービス「うけとロッカー」を西友元町店で開始
ライフネットスーパーが「受取ボックス便」の試験運用を開始。注文商品を店頭で受取可能に
コンビニ受け取り
イトーヨーカドーネットスーパーでは、注文した商品をセブン-イレブンで受け取れるサービスを実施しています。
17時30分~23時30分の間であれば、いつでも受け取りOK。
「帰宅時間が分からないので利用しにくい」「帰宅後、配達を長時間待つのは面倒」という人でも、都合の良い時間に近くのセブン-イレブンに寄れば、手間なく商品を受け取れます。
店舗での保管場所などの関係か、お酒や冷凍食品、飲料ケースなど一部商品は受け取りの対象外です。
受け取れるセブン-イレブン店舗は、神奈川県相模原市内(中央区・緑区)に限定。
セブン&アイのショッピングサイト「セブンネット」では、注文した商品は全国のセブン-イレブンで24時間受取可能ですが、ネットスーパーだと消費・賞味期限が短い生鮮食品が取り扱い商品に入る為か、対応店舗と受取時間を限定しています。
ただし住まいが東京都や神奈川県にある人ならば利用できるので「仕事終わりに受け取って、相模原市外にある家に帰る」という使い方もできます。
利用に2,000円以上の購入が必要ですが、送料無料で利用可能なので、割高感も無く金銭的な負担は大きくならないと思います。
参照:【朗報】イトーヨーカドーネットスーパーが注文した商品をセブン-イレブンで受け取れる新サービス開始
現在、コンビニ受け取りを実施しているのはイトーヨーカドーネットスーパーだけ。
ネットスーパーを展開している企業の中には、スーパーとコンビニの両方を運営している所が数多くあります。例えばイオン株式会社は「イオンとダイエー、ミニストップ」、ローソングループは「ローソン、ローソンフレッシュ」というように。
イトーヨーカドーネットスーパーのコンビニ受け取りが上手く軌道に乗れば、様々な企業や地域で利用できるかもしれませんね。